今年はドリアンが大豊作です。ドリアンの価格が例年と比較にならないほど下がっています。マレーシア人愛好家は盛り上がり、街の駐車場や路肩などのあらゆる場所にドリアンがあふれ、街は独特の腐敗臭(訂正)香りに包まれています。
マレーシアの一般家庭では冷蔵庫を開ければドリアン、冷凍庫を開けてもドリアン(長期保存をするためか、冷凍したままアイスクリームのように食べる)という熱愛ぶりです。彼らの家に入れば常にドリアンのにおいが漂っています。
どれだけ値段が下がっているの?
普段見かけないスーパーでも店頭に並んでいて、ドリアンの中でも一番高級とされているムサンキング(Musang King)が一度RM40/kgほどで売られているのは目を疑いました。
このムサンキング(Musang King)ですが、去年はあまり市場に流通せず、RM100/kg以上の高値で販売されていました。中国本土からの爆買い客との奪い合いも発生し、そのことが新聞でも大々的に報道されるほどマレーシア人は激おこでした。
今年はRM65/kg~RM50/kgで取引されているようです。
なぜそんなに値段が下がったの?
ここまで値段が下がることはめったにありません。実際長年ドリアンの生産に携わっている関係者たちもこれには驚いており、
その理由として
- 雨が適度に降った
- 洪水にならなかった
- 天候がよかったためドリアンの木が健康
であることをあげています。
ドリアンのシーズンっていつ?
ドリアンのシーズンは一年に何度かあり、年によって若干異なりますが、今年は
- 第1回収穫シーズン:3月~4月
- 第2回収穫シーズン:5月~6月 (人によってはこの時期これからもっと安くなると予想しています)
- 第3回収穫シーズン:6月~7月
と報道されています。
まとめ
普段はその強烈なにおいと見た目から、どうしても試してみることのできない方も今年は最高級品から試してみる良いチャンスかもしれません。日本ではあってもなかなか高くて試せるものではありませんね。
ご存知のように一説ではドリアンは人間の食べ物ではありません。しかしそのドリアンを絶賛大歓迎している人たちがおられるのも確か。その人たちが我々と同種族の人間かどうかの問題はさておき、果敢にもドリアンを試したいという勇猛な方々は下記記事をご参考になさってください。
ドリアンの選び方、その他の注意点などドリアン愛好家の方々からの数々のアドバイスを凝縮しております。
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