【マレーシア】クレジットカードにLATE PAYMENT CHARGE, FINANCE CHARGE という決済をされた場合の対策

皆さんこんにちは。Kokonatsです。

銀行より不明な金額を請求されたことはありませんか?

多くの人は日本のシステムとマレーシアのシステムが違うことを知りません。そして、実際に痛い目にあってからシステムが違うんだ!ということを理解するわけです。

 

筆者自身下記のペナルティーを科されて痛い思いをしたので皆さんにはそんな失敗を犯して欲しくないという理由から説明したいと思います!!

是非、これら基本的なことを覚えておかれてください。

 

●Late Payment Charge(遅延延滞金)

日本のクレジットカードとマレーシアのクレジットカードで根本的に異なる点は、日本はクレジットカード使用分が毎月自動的に銀行口座から振り落とされるのに対してマレーシアではそうではありません!

自分でクレジットカードサイトへログインして口座決済をしなくてはなりません。

毎月の決められた日までに決済をしなければ「Late payment Charge」 として銀行からチャージされます。

 

では、どうやってこのLate payment charge を支払わなくて済むのかというのは気になるところですよね。

 

●ペナルティーの金額

ペナルティーはレストランやスーパー等一般店舗で使用した請求金額の1%が課されますが,最低金額はRM10,最高金額はRM100となります。

RM10あればホッカーセンターでおいしいものが食べれますよね。

 

●延滞しないために

“payment due date”までに必ず一部でも精算を済ませるというのがポイントになります。

このDue Date(支払い期限)までに金額を精算しないとペナルティーが科されるわけです。

カレンダーへ支払い日に印をつけておきましょう。Googleなどへアラートを設定しておくのもポイントです。

またはクレジットカードのサイトから自分のページにログインして「自動精算」をするというのも手ですが、マレーシアでは自分で支払っていないものがカードに勝手に請求されているという事例が多々ありますので奨励はしません。

 

●どうしてもDue Dateまでに全返済できない時の裏ワザ

今までお話ししたのは銀行に十分な預金があって全返済できる時の話ですよね。もし期限までに全額を払うことができない・・・・という場合でもLate Chargeを回避する方法があるんです。

②↓は最初にCIMBクリックにログインした画面になります。青で囲んでいる場所をクリックしてください。

②次に出てくる下記の画面の”outstanding balance”の項目が現在の「クレジットカードの請求額」になります。

ここで表示されているMinimum Paymentの額をDue Date迄に支払うと実はLate Chargeを回避できるんです!!

(この「ミニマム・ペイメント」ですが,クレジットカードの請求額の5%かRM50のどちらか高い方が適用されます。)

ただ、この方法に関しては下記でご説明するFinance Chargeは回避することは出来ませんので注意が必要です。

 

さてここからが裏ワザ編。
全額返済できるのに単純に忘れていたという場合はどうすればよいのでしょうか?
実は気づいた時点で全額支払いを済ませ、ある裏ワザを実施すれば、ペナルティーの金額は返ってくるのです!!!
その裏ワザとは、
コールセンターに連絡する
こと。
そして「忘れた」旨を連絡する訳です。電話で英語で話せる程のスキルがいりますが、基本情報を伝えるだけなので英会話初心者にも通用するかと思います。
私が聞かれた情報は
・なぜ支払いを忘れたのか?
・(カードの本人確認として)最後に使用したTransactionは?生年月日は?
などでした。
10RMが惜しい方はお試しあれ~。
●Finance Charge(金融費用)
さてこのFinanceチャージですが、理解としてはキャッシングの手数料ということで正しいかと思います。
日本でも現金が足りなくなった場合にATMに行ってクレジットカードを機械に挿し入れると現金が出てくる、あの「キャッシング」です。もちろん、現金を借りるには手数料が必要ですが、クレジットカード未清算金で発生するFinanceチャージにもこの原理が当てはまる訳です。
クレジットカード所有者がクレジットカードの全額の支払いをできない場合には、銀行は未払い分に対して手数料を請求する権限があります。
●ペナルティーの金額
幾つか条件があります。
(1)12か月連続でMinimum Paymentを決済している場合は月額1.25%の手数料です。
(2)12か月の間で最低10か月をMinimum Paymentで決済している場合は月額1.42%になります。
(3)上記(1)か(2)の条件を満たしていない場合は月額1.50%の手数料です。
但し、Finance Charge無料特典というものがあり、前月に全額返済をしている場合は20日間無利息期間をもらうことができます。
●延滞しないために
“payment due date”までに必ず全額を精算を済ませるというのがポイントになります。
上記のLate Paymentと同じく、カレンダーへ支払い日に印をつけておきましょう。Googleなどへアラートを設定しておくのもポイントです。
お気づきになられた方もおられると思いますが、Due Date(支払い期限)までに何もアクションを起こさなければ、上記2つのペナルティーが科せられます。
是非毎月の支払いを気を付けましょう!!
結構専門的な話でしたが、日本語のサイトが存在しないので為になられた方も多いのではないでしょうか?
なんでもよいのでコメント頂けると当社のサイトの有名度が上がりますのでサポートの方をお願いします!!

コメント

  1. NT より:

    日本語での情報ありがたいです。失敗の実例というのも身近に感じれて良いです。

  2. kokonats より:

    お役に立てたようで良かったです!