今週、Asusは3D OLEDスクリーンを搭載した新型ノートパソコンを発表しました。このディスプレイは、オートステレオスコピック、つまり特殊なメガネを使わずに3D効果を生み出すものです。同社は、コンテンツ作成、映画鑑賞、ゲームなどのためのこの新技術を宣伝しています。
Spatial Vision
今回の発表では、Spatial Visionという異なる角度から見ても3D効果を発揮する画面技術が採用されています。2人の人間が同時にスクリーンを見ても3D画像として表現が可能です。Asusは、ディスプレイの上にある2つのカメラの助けを借りてこれを実現しています。このカメラはユーザーの視線を追跡し、見る角度が変わっても3D画像を常に調整します。スクリーン内のレンチキュラーレンズは、それぞれの目に別々のステレオ画像を送信し、効果を発揮します。
Spatial Vision対応フォーマット
Spatial VisionはSteam VR、OpenXR、Vulkan、WebXR、Nvidia CloudXRなど、幅広いプラットフォームに対応しています。また、Blender、SketchUp、Nvidia Omniverse、VRED、Twinmotion、eDrawingsなどの3Dソフトウェアにも対応しています。3ds, obj, fbx, gltf, glb, stl, stp, mp4, avi, sbsなど、ほとんどの3DファイルフォーマットもSpatial Visionで動作可能です。
ProArt Studiobook 16(H7604)とVivobook Pro 16X(K6604)
今回この3D画面は、ProArt Studiobook 16(H7604)とVivobook Pro 16X(K6604)の新バージョンで採用されています。どちらもIntel i9-13980HXプロセッサー、Nvidia RTX 4070 GPU、最大64GBのDDR5 RAMを搭載しています。両ノートPCの画面の周波数は120Hzですが、Asusが「3.2K」と呼ぶ3200×2000ピクセルという16:10という珍しい解像度を使用しています。価格や発売日はまだ発表されていませんが、最も手頃な16インチのVivobook Proは約1600USDで、このサイズのProArt Studiobookは2000USD以上とみられています。
ノートパソコンスペック
3Dスクリーンに加えて、今回のAsusの新型ノートパソコンは、Intel Raptor Lake第13世代プロセッサーとRTX 4000シリーズのグラフィックスカードを搭載しています。
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