【マレーシア】アウトドア=クアラルンプールから日帰りで格安乗馬レッスン=

皆さんこんにちは。Kokonatsです。

如何お過ごしでしょうか?

休日に何処に遊びに行こうかと考えておられる方も多いかと思います。せっかくマレーシアに住んでいるのに、海外に旅行に行ってはお金も時間も勿体ないと考えておられる方も多いのではないでしょうか?

マレーシアは暮らす・食らうには良い所ですが、実はバケーションを過ごすにも最高なところなんですよ。

例えば、前回ご紹介したゴーカートへはどうですか?

動物好きには日帰り圏内で象と触れ合う場所もあります。

日帰りであればタンジョン・セパットいう小さな村に訪れることもオススメします。

 

別のオプションとして温泉へ行くのは如何ですか?実は前回のブログでご紹介した温泉の近くにアウトドア・アクティビティがあったので今回はそちらをご紹介します。

 

 

題して、格安ホース・ライディング

 

 

ロケーション

クアラルンプールから車で走ること50分のところにある乗馬場です。

そこはベントンという町の近くに位置しており自然豊かな場所です。周辺にはBukit Tinngiというフランス風建築で有名な場所があったりゴルフ場があったりととても良い場所です。有数のドリアンの産地でもあります。

 

到着すると、見えるのは↓のような小さな建物です。中央部分に小さな受付がありますので、どのコースを選ぶかスタッフと交渉します。ヘルメットもそこで借りましょう。この施設、皆さん英語が達者ですので、マレー語が話せなくても問題はありません。

営業日・営業時間

因みに定休日は木曜日です。(祝日の木曜は営業)

営業時間は10時から18時までです。

 

乗馬コース

コースは全て利用時間によって区切られています。

①LEAD RIDE

お勧め度★

こちらのコースは10分間で、インストラクターに手綱を握られてついてゆくだけのコースです。実際に道路に出れますが、舗装されたアスファルトの上を少し歩く程度であっという間に帰ってきます。乗り心地をチェックしたい方には良いコースかもしれません。

10分コース

値段;

ピークシーズン以外(学校休暇・祝日を含まない平日)は35RM

ピークシーズンは30RM

確かに価格は安いのですが、自分で乗馬をさせてもらえないことを考えるとこちらのコースの魅力は半減です。

 

②RIDING LESSON

お勧め度★★

名前の通り、乗馬の仕方を少し教えてもらえます。30分コースと1時間コースがあります。

どうやったら右に曲がれるのか?どうやったら馬をストップできるのかを学べます。教えて貰った後は①と同じ道路へ出てゆきます。

 

30分コース

価格:

ピークシーズン以外(学校休暇・祝日を含まない平日)は90RM

ピークシーズンは110RM

 

1時間コース

価格:

ピークシーズン以外(学校休暇・祝日を含まない平日)は140RM

ピークシーズンは160RM

 

③OUTRIDE

お勧め度★★

こちらのコースは1時間半となります。上記の②の外出が少し延長した形になります。しかしながらこちらの1時間半まで山の中へ入って行く散策コースには参加できません。アスファルト舗装された道路で引き返しとなります。価格が高い割にあまりお得感は感じません。せっかくならば山方面に行ってみたくなります。

1時間半コース

価格:

ピークシーズン以外(学校休暇・祝日を含まない平日)は200RM

ピークシーズンは220RM

 

④Trail Ride

お勧め度★★★★★

予算が許すのであればこちらのコースを強くお勧めします。コースとしては2時間で、山の中をピクニックできるコースです。

Bukit Tinngiを見下ろせるビューも最高です。

後ほど、実際の乗馬経験を載せたいと思います。

2時間コース

価格:

ピークシーズン以外(学校休暇・祝日を含まない平日)は220RM

ピークシーズンは260RM

 

⑤PICNIC RIDE

お勧め度★★

お金もあり、長い間馬に乗っていたい方にはオススメですが、④と開催内容は変わりありません。馬もだんだん疲れてくるので動きも鈍くなります(笑)

2時間半コース

価格:

ピークシーズン以外(学校休暇・祝日を含まない平日)は220RM

ピークシーズンは260RM

 

⑥RIDING COURSE

こちらのコースはどちらかというと乗馬を習いたい方向けです。45分のセッションが8つあり、どのように乗りこなすかがたっぷりと学べます。

45分コースx8セッション

価格:

ピークシーズン以外(学校休暇・祝日を含まない平日)は680RM

ピークシーズンは850RM

 

クレジットカードのターミナルもありますので、現金で支払わなくても大丈夫です。

 

持ち物

服装は長ズボン(できればジーンズ)です。

森の中ですので虫よけスプレーは必須となります。

リュックは背負うことは出来ませんが、肩掛けのナップザック位であれば携行しても問題はないかと思います。(確認未のため係員に聞いてみてください。)

馬をコントロールするのに汗だくになるのでツアーを始める前に十分な水分補給をした方がよいです。

 

ツアー概要

今回は乗馬コースの中でも一番のオススメ、Trail Rideコースをご紹介したいと思います。

2時間コースの一番初めはその人にあった馬の選定です。

馬は面白いものでそれぞれの個体で相当な個性があります。指示に敏感な馬、蹴っても進みださない馬、食べるのが大好きな馬、、、

私が引き当てたのは「食べるのが大好きな馬」です。

まさにマレーシア人、馬版(笑)

 

この馬、どこにいても下を向いて、草がないかをチェックしています。

そして草を見つけると歩くのをやめて食いだすという始末です。

今回は友人とグループで行ったため、高校性と女性にはおとなしい利口な馬をあてがわれていましたが、何故か私にはこの馬をあてがわれました。

 

乗馬する際に気を付けて頂きたいのは絶対に馬の後ろに行かないことです。馬に蹴られて意識を失います。どうやら馬の本能のようです。馬は臆病なために急に背後に立たれると蹴り飛ばします。人に限らず、物に対してもそうですので馬が慣れていても関係ありません。

 

乗馬時にまず注意されるのが、その時の姿勢です。

上記の図で赤く線を引いたように足の位置と腰のラインが1本で引けるようにしてあげなくてはなりません。足にもそれなりの体重を乗せてあげなければ、馬は腰に負担がかかってしまい、すぐに疲れてしまうという理由です。人間にとっては腰から足にかけて、最高のトレーニングになります。現在、乗馬が新たなスポーツとして認識されている理由に納得できました。

 

足を入れる金属部分には、足全体の1/3位だけを入れるようにします。何かあって馬から転落する際に、足を深く入れていると抜けなくなり非常に危険だからだそうです。

 

 

さて無事馬に乗れると向かう先は、馬舎の先にあるグラウンドです。こちらで30分程、基本のトレーニングをしてくれます。

どうやったら右に曲がれるか?

どうやったら左に曲がれるか?

どうやったら馬を止められるか?

どうやったら歩かせられるか?

どうやったら走らせられるか?

 

こんなに大きな動物が自分の指示に従って動くというのは実に圧巻です。

ただ・・・走りだすと乗り心地はとても悪いです。

舗装のしていない悪路をジープで自足50キロくらいで走破している感覚になります。

座ったままで、走る馬に乗っていては「痔」決定です。

そこで、私たち生徒はどのようにして腰を上げた姿勢で走るかもトレーニングしてもらえます。

 

基本操作を身に着けたところで記念写真を撮り、残りの時間はピクニックへ出かけます。道路へ出ていく訳です。

たまに車が通りかかり、迷惑をかけている感じがしますが、こちらが馬に乗っているとあってドライバーの皆さんはニッコリ☻子供を載せた車に関しては子供たちの嬉しそうな笑顔が垣間見れます。

 

さてと、私の食いしん坊馬ですが、ここから彼の本領発揮です。

道の脇には草が生い茂っているために馬にとってはパラダイスが訪れるわけです。

馬はチャンスを伺っては脇道に近づいて草を食もうとします。

 

そこで大事なのは「甘やかさない」こと。しっかりと手綱を握って馬が前を向くようにします。そのようにするには握力と腕力がいりますが、他のグループについていくためにはそうするしかありません。

そのような状態にも関わらず、この食いしん坊馬はどうしても食べたいことから周りをキョロキョロします。

そうすると決まって発生するのは、グループから遅れをとることになる訳です。

 

馬は思ったよりも賢い動物で、自分が遅れていると分かると前に追い付こうと急に走り出します。

先ほどの練習では平地かつ土の地面で走らせましたが、ここはアスファルト+坂道なんです!!

そこをパッカパッカと走り出してしまいます!!馬に乗った私の体は何とか放り出されないようにするだけで一生懸命です。体は上下にボンボンと揺れて、自分は荷物か?!とまで思ってしまいます(笑)痔になる一歩手前でした。

 

暫くあるアスファルトを抜けると、脇道に入って行き、舗装のないトレッキングコースに行きます。

食いしん坊馬にとっては更なるチャンスが訪れる瞬間です。

一緒にいるガイドが「馬に食わせるな!」とはいうものの、ここでは、食わせないようにするのはほぼ不可能です(笑)だったらガイドがこの馬を乗ってくれと言いたくなります。

歩きながら、草を引きちぎり、また歩きだすというのが繰り返しになります。手綱をどれだけ道をコントロールできるかが重要になってきます。

 

丘の頂上に到着するとそこには放牧地があります。ここで馬に休憩をさせつつ、交代で乗馬レッスンの続きを行って貰えます。

ここでリクエストすれば普通教えてもらえないようなことも習えるので是非ガイドさんへ聞いていみてください。痔にならずに、馬を更に上手く走らせる方法を学ぶことも出来ます。

 

ある程度頂上で時間を使ってからは同じ道を帰って行きます。

突然馬が止まり、ジャーという滝のような音が聞こえる場合があります。その際は大量の尿を出しているので安静に馬に乗っていましょう。ここで手綱を操っても馬にとっては大迷惑です。

 

 

無事馬舎に帰ってこれました。下の写真は汗だくで大好きなごはんを頬張っているところです。

実は、この馬、私を載せたまま、自分の馬小屋に帰っていきました。スタッフも気にせず、しばらく私は馬小屋で共同生活をしていました(笑)

 

 

馬を操るというのが私自身初めてでしたが、貴重な体験でした。

是非皆さんもマレーシアにいる間に一度は行ってみてください。最高の思い出になるはずです。

 

実際に行かれる予定を考えておられる方、行った感想を是非聞かせてください!

 

コメント