タンジョンセパット(Tanjong sepat)あまり聞かない地名です。
なにせ小ぢんまりした漁村なので、マレーシアに住んでいる日本人の多くも聞くことは少ないかもしれません。
タンジョンセパット(Tanjong sepat)はクアラルンプールより高速を使って、車で 1時間半の場所にあります。マラッカよりも北,KLIA国際空港よりも南に位置しています。
ここでの有名な物といえば、そう
食べ物です!!
ではレストラン・デザート・飲み物のフルコースメニュー、行ってみましょう!
1. シーフードバクテー
シーフードにバクテーと聞いて、??と思う方もいらっしゃるでしょう。
マレーシアではポークを使ったバクテーは有名ですが、シーフードを使用したものは珍しいです。
邪道かと思われるかもしれません。ところが、その物珍しさ、おいしさに多くの人が訪れる店があります。
その名も
Restoran Ah Hook Tanjung Sepat Bak Teh
営業時間は7時から12:30となっており、実質半日営業なので、現地に早く到着するのがおすすめです。
だだし、筆者が訪れた日は日曜日ということもあり、昼を過ぎても営業を続けていました。
昼の12時半に観光バスが乗り付け、大勢の観光客が押し寄せてきましたが、「ここぞビジネスチャンス!」とばかりそのまま営業していました。
なんとも中華人らしい発想です。
観光客がこんなに入っているにも関わらず、外観はというとただのボロ屋。。。
それらしき看板も道側には用意されておらず、客用駐車場側に小さく表示されているのみです。
まさに穴場。
グーグルマップなどのGPSを使用してこの店を訪れる方がよいでしょう。
メニューですが、流石はバクテー屋さん、各種類のバクテーを取り揃えています。
筆者が迷わずに注文したものはやはりシーフードバクテー!(写真は二人分でRM42ほど)
スープの中にはエビ・イカ・魚切り身・豚肉等が中に入っており、何と言っても油の浮いていないスープが驚きです。
油をスープに残さないためには何時間もの下処理が必要です。
丁寧に作られたスープは、魚のだしが出たスープと豚のコンビネーションで完璧なメロディーを奏でていました。まずスープを試すのがおすすめです。
白ご飯にスープをかけて食べるのもおいしいです。
そしてもう一点、バクテ―の本場クランでも有名なドライバクテーも注文しました。(写真は2人前)
クランの本場ものと引けをとらない味でした。正統派バクテ―です。
住所: Lot 2260, Lorong 7, Jalan Besar, Tanjong Sepat
やはりおすすめはシーフードバクテーなので是非試してみてください。
2. 中華まん
上のレストランから徒歩2分ほどの場所に絶品の中華まん屋があります。
英語では中華まんは「Pau」と呼ばれています。包んである具は様々で野菜まん等もあります。
こちらがイチオシの店です。
その名は
Hai Yew Heng
車が通れるか通れないかという小道沿いにある店ですが、クアラルンプールから訪れたマレーシア人が行列をつくる有名店です。
店の内側を見ると中華のおばちゃんが中の具を手作りしています。帽子や手袋・マスクをしないで作っているのが何ともマレーシアらしいです。
メニューには以下のようなチョイスがあります。
・Cha Siew Bao (チャーシュー)・・・RM3
・Shen Rou Bao (ポーク) ・・・RM3
・Mei Cai Bao (山菜のような野菜+ポーク)・・・RM3
・Kaya Bao (ココナッツジャム) ・・・RM2
・Dou Sa Bao (グリーンビーン)・・・RM2
他にも3種類ほどのチョイスがありますが、この中でもおすすめは
・Shen Rou Bao (ポーク)・・・RM3
・Mei Cai Bao (山菜のような野菜+ポーク)・・・RM3
です。
多めに買って朝ごはんの為に冷凍して保存しておくのもありです。皆さん大量に買っています。
しっかりとした生地に味もしっかりとした具が詰められていて食べ応えがあります。
住所:405 Lolong 4 Jalan Pasar 42800 Tanjong Sepat
3. 特製生ジュース屋
中華まんを食べながら飲むのをお勧めしたいジュースはこちらで販売されています。
上記で紹介した中華まん屋のちょうど向かい側にあります。
一杯RM3でその場でミキサーにかけてくれるこのジュースは健康に良い100%ジュースです。
柑橘系の味で酸味があるため、味はライムジュースに若干似ています。
スペースはそれほど広くありませんが、テーブルとイスが用意されているため、向かい側で購入した中華まんと一緒に食べると最高です。
黄梨菲律宾品种
まとめ
タンジョンセパット(Tanjong Sepat)エリアにはおすすめの食事場所がたくさんあります。
ローカル対象ではありますが、観光バスも乗り入れています。
日本人にとってはまだまだ穴場スポットといえるでしょう。
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