インドのプリペイドSIMカードプロバイダ
世界最大規模の人口を誇るインドは携帯電話使用人口も最大規模です。
しかしながらそのシステム作りは発展途上中で、複雑なものとなっています。
インドの主なプリペイドSimのプロバイダは次の5社です。
インドの携帯電話市場は22の区分(サークルと呼ばれている)に分けられています。
それぞれのサークルでプロバイダにライセンスの認定が行われています。
2G/GSMに関してはほぼすべてのエリアがカバーされていますが、4G/LTEに関してはまだまだ発展途上です。速度が速い時もあれば繋がりにくい時もあります。
インドでプリペイドSimを購入するにはいくつかの書類が求められます。
- パスポートの顔写真ページのコピー
- インド滞在のビザのコピー
- パスポートサイズの写真
- 滞在場所の証明書(ホテルなどに滞在する場合はホテルからの証明書)
外国人が取得できるプリペイドSimは有効期限が最大3か月までのものです。
例外はインド北部の州ジャンムー・カシミール州で、テロに対する恐れから、この州で取得したプリペイドSimのみが使用可能です。
プリペイドSimを取得するにはより詳細な書類が要求されます。必要とされる書類は以下の通りです。
- パスポートサイズの写真4枚
- パスポートの顔写真ページのコピー
- 身分を保証してくれる地元の人の身分証明書
SMSの送受信はできない設定になっており、ジャンムー・カシミール州で取得したプリペイドSimは他の州では使用できません。
プリペイドSimの使用を開始するにはSimのアクティベートが必要です。公式には5~6時間といわれていますが、4日間ほどかかる場合もあります。
観光地においてはRs.700を払って、このアクティベーションを省くことのできるSimが売られています。その際、有効期限は通常30日です。
BSNLは空港などですでにアクティベートされた旅行者用のプリペイドSimの販売を始めました。
周波数帯/バンド
2G/GSM
Airtel, Vodafone, Idea, Aircom, MTNL/BSNL: 900MHz (band 8)
1,800 MHz (band 3)
3G/UMTS/HSPA
2,100 MHz (band 1)
4G/LTE
700 MHz (band 28)
JIO, Aircom, Tata, MTNL/BSNL: 850 MHz (band 5)
Airtel, Vodafone, Idea, JIO: 1,800 MHz (band 3)
JIO, Airtel, Idea: 2,300 MHz (band 40 TDD-LTE)
Vodafone, Idea: 2,600MHz (band 41 TDD-LTE)
コメント