「SketchUpとレンダリングプラグインを組み合わせて建築パースを作りたいけれど、結局いくらかかるんだろう。」
「昔調べた価格のままだと思っていたら、いつの間にかプラン名も金額も変わっていた。」
このテーマで検索する声は、今でもよく見かけます。
SketchUpは無料版がパソコン上で使えなくなって久しく、価格体系やプラン名も度々変わっています。レンダリングプラグインも、単体で購入するスタイルから、上位プランに含まれる形へと移り変わってきました。
この記事では、2026年8月時点のSketchUp本体とレンダリングプラグインの価格・実情を整理します。
SketchUpのプランと価格(2026年8月時点)
| プラン | 年間価格(税別・目安) | できること |
|---|---|---|
| SketchUp Go | USD 129 | iPad・ウェブブラウザ中心のモデリング(PC単体アプリなし) |
| SketchUp Pro | USD 399 | PC版のフル機能+LayOut(プレゼン資料作成) |
| SketchUp Studio | USD 819 | Proの全機能+Scan Essentials・Revitインポーター・V-Rayレンダリング |
建築パースの制作でSketchUp本体からレンダリングまで完結させたいなら、V-Rayが同梱されたStudioプランが実質的な選択肢になっています。
※上記は米ドル建ての公式価格の目安です。税金・支払い方法・プラン内容は地域や時期によって変わるため、購入前に必ず公式サイトまたは正規代理店で最新の金額をご確認ください。
レンダリングは「単体購入」から「上位プラン同梱」へ
以前はV-Ray for SketchUpやMaxwell Renderといったレンダリングプラグインを、SketchUp本体とは別に購入するのが一般的でした。しかし2026年時点では、V-RayはSketchUp Studioサブスクリプションに含まれる形が主流になっています。個別のライセンス価格は正規代理店(オーク社・AlphaCoxなど)によって案内が異なるため、正確な金額は代理店に直接確認するのが確実です。
Maxwell Renderについて(未確認情報)
Maxwell Renderのような他のレンダラーも存在しますが、大型アップデートの頻度は以前ほど活発ではないという情報も見られます。この点は編集部内で一次情報による確証が取れていないため、導入前には開発元(Next Limit)の公式サイトで現在のサポート状況を確認することをおすすめします。
SketchUp Pro ネットワークライセンスの仕組み
SketchUp Proのネットワークライセンスには、インストールとライセンス認証ができるマシンの台数に制限はないものの、同時に起動できる台数は決められた数までという仕組みがあります。ライセンス管理はインターネット経由で行われるため、認証・削除だけでなく、起動のたびにインターネット接続が必要です。
また、旧バージョンのネットワークライセンスを使っている状態で新しいバージョンにアップグレードすると、いずれかのマシンで新バージョンの認証を行った時点から一定期間で旧バージョンのライセンスが使えなくなる、という制約が過去にありました。バージョンごとの具体的な移行条件や猶予期間は変更されることがあるため、アップグレードの前に必ず公式サポートで最新の条件を確認してください。
SketchUpショートカットキー覚書
パース用モデリングでSketchUpをヘビーに使うとき、作業を早めるために覚えておくと便利なショートカットです。
- スペースバー: ツール選択(Select)
- R: 長方形(Rectangle)
- L: 線(Line)
- M: 移動(Move)
- P: プッシュ/プル(Push/pull)
- S: 尺度(Scale)――拡大縮小をするツールです
- Q: 回転(Rotate)
- E: 消しゴム(Eraser)
- G: コンポーネント作成(Make Component)
テクスチャ作成・追加の参考リンク
レンダリングを含め、SketchUp内でパースを完結させる場合、テクスチャ(マテリアル)の自作が必要になる場面があります。オリジナルのマテリアル作成手順は、以下のような解説記事が参考になります。
まとめ
2026年時点であらためて整理しても、案件の規模によって最適解は変わります。SketchUp ProとV-Ray込みのStudioプランを組み合わせると年間で数万円〜十数万円規模の支出になる一方、1〜2シーン程度であればSketchUpでモデリングしてPhotoshopで着色するほうが、レンダリングまで含めて仕上げるより早く仕上がるケースもあります。
大型案件などで室内外パースを3シーン以上作成する場合は、レンダリングにかかる時間を含めても、上位プランへの投資を検討する余地は十分にあります。VR制作まで見据えるなら、なおさらです。




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