商業車両との接触事故体験記:Myviのバンパー損傷とその後の対応
事故発生:交差点での接触
交差点で停車中、商業車両(トラック)が隣のレーンに無理に入ってきて、Myviのバンパーに接触する事故が発生しました。幸い大きなケガはありませんでしたが、バンパーにはしっかりとした傷が残りました。
その場で相手(トラックのドライバー)と話しましたが、示談金を支払う意志はなく、警察に報告することを強調してきました。Peroduaの担当者も、この対応に驚いていました。通常、このような事故では示談で解決するケースが多いからです。
警察報告:時間と労力のかかる手続き
事故後、警察に報告することになりました。ポリスレポートの取得には20リンギットの手数料が必要で、手続きには数日を要しました。写真撮影はKuala Lumpur本部で行う必要があり、複数回警察署を訪れる必要がありました。相手側は罰金を含め約300リンギットを支払ったようです。
保険とNCD:相手100%過失でも影響はある?
警察報告書では相手の過失が100%とされましたが、加入しているMSIG Motor Plus保険では「Current Year NCD Relief」特約を付けていないため、NCD(ノークレームディスカウント)が維持されない可能性があります。
ただし、相手の過失が100%であることや正しい手続きを踏んでいることから、NCDが維持される可能性は70~80%程度と推測されます。最終的にはMSIGに確認が必要です。
修理費用の検討:160リンギの選択肢
Peroduaのショップでは、バンパーの半分だけ塗装する場合、160リンギットで済むことがわかりました(作業期間は5~7営業日)。この金額なら、NCDを維持するために保険を使わず、自費で修理する方が長期的にお得かもしれません。Myviの全塗装の相場は2000リンギット程度です。
商業車両側の心理:なぜ示談を避けたのか
商業車両の場合、ドライバーが自分の判断だけで示談金を支払えない場合があります。また、運送会社によっては「必ず警察報告を提出する」という方針を取っていることもあります。相手が「自分には過失がない」と考えていた可能性も否定できません。
まとめ:事故から学んだこと
商業車両との事故は、相手が示談に応じないこともあると痛感しました。NCD維持や修理費用を慎重に判断することが重要です。事故対応は煩雑で大変ですが、冷静な手続きと正しい情報収集が大切だと改めて感じました。
同じような状況に直面された方の参考になれば幸いです。
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