マレー語を3か月間本気でやってみた。その結果

はじめに

マレー語は世界で一番簡単な言語といいます。カタカナ読みのアルファベット使用。多くの英語由来の単語に加えて文法もとてもシンプルです。基本的な会話は3か月、6か月もすればかなりの会話ができるようになるといいます。

英語のしゃべれないローカルと会話でき友達が増えます。店ではディスカウントをしてもらえたりします。英語が全く通じない田舎の地域に行くこともできます。役所対応なども自分で行うことができます。本当のマレーシアが見れるのです。インドネシアに行っても70%ほどの会話は成立します。その先に見えるのはマレー語・インドネシア語圏に属する2億人以上の友達です。

もはやメリットしか見当たりません。

その割にマレーシアにいる日本人たちの間でマレー語を喋れる人にに会うのが少ないのです。

実際にどれほど簡単か。本当に3か月でできるようになるのか。

実際にやってみます。各回2時間と区切って勉強します。細かいことは少しずつ後で補足して少しでも早く会話ができるようになる作戦です。

 

 

ということで実際に3か月やってみた結果はどうだったのか?

毎日2時間の目標を立てていたのですが、必ずしもできていたわけではありません。むしろさぼりがちであった時もあります。

同じ時期に勉強を開始したアメリカ人の学習意欲がすさまじく、刺激を得ています。

 

レストランでのオーダー

一応ちゃんとできるようになっています。

というより、勉強する前からここだけは押さえられていたんですけど。。

食事、重要です。

 

会話の理解度

これは本当に会話する相手によります。

傾向としては中華系マレーシア人、インド系マレーシア人の話している内容の方が理解しやすいように思えます。

というのも、彼らの多くにとってマレー語は母語ではないからです。

英語でも同様ですが、ネイティブスピーカーの話すスピードは当初とても速く感じますね。

それと同様のことが発生しているのではないかと勝手に推測しています。

 

先ほどもインドネシア人が話しかけてきてくれたのですが、残念なことに全く何を言っているのかわかりませんでした。

会話の中で使う単語も、ネイティブスピーカーは異なっているのでしょう。

 

また話す内容も理解度に大きく影響しています。内容によってはある程度のことは推測できるようになりました。

でも正直全く分からないことも多々あります。

 

テレビ・映画の理解度

テレビ・映画は全体的に会話のスピードが速い気がします。

この方法を取り入れることはこちらに住むバングラデシュの人に強く勧められて採用しました。

この人はマレーシアに4年ほどの滞在でマレー語を完璧に身に着け、今ではマレー人部下に指示を出して働いていました。言われなければバングラデシュ人だとはわからないレベルでした。

毎日見るのは時間的に無理があるので、時間のある時に時々見る程度です。

YouTubeなどにたくさん動画がアップされています。本来ならば字幕が付いているのがベストなのですが、残念なことになかなかそのような動画には巡り合えていません。

 

 

もし見つけられた方は教えてください。

【更新】マレーシア在住の方に以下の素晴らしい情報を提供していただきました。
こんにちは。大変参考にさせていただいています。
Malaysiaの良いTV番組ついてです。わたしが以前教わっていたマレー語の先生から,下記のドラマがいいと勧められました。Gunting The Series: Episode 1《 Malay drama with English subtitles 》

Gunting The Series: Episode 1《 Malay drama with English subtitles 》
Salihin & Sons is back to a new and bigger location, and business is booming! But what happens when there's a blackout o...

多民族国家を理解するのにもいいと,いわれました,

ありがとうございます!

 

スピーキング

少しづつ話せるようにはなってきています。マレーシア人は多少わからなくても一生懸命推測してくれます。それがゆえに伝えたいことと全く違う理解をされていることもあるのですが。。

まだ頭の中では言語を変換しつつ話している状態です。

しかし話すときは不思議なことに日本語からマレー語の変換ではなく、英語からマレー語に変換している自分がいます。

決して英語は母語ではないのですが、これにはマレー語と英語の共通点が多いので脳が簡単な方の切り替え作業を行っているものと思われます。

つまり、マレー語を学習する際には英語でマレー語を学習した方が効率がよいのではないかと考えています。

 

ライティング

書くことにより今まで学んだ単語を辞書で再確認でき、単語定着率が上がるようにな感じます。

ネイティブスピーカーに校正してもらうと適切な表現を学んでいけるメリットがあり、効果的だと感じています。

このブログでもマレー語の記事を書き始めました。もし興味のある方は右下にある言語切り替えボタンでマレー語の記事を見ることができます。

間違った表現、より分かりやすい表現があれば教えてください。

 

リーディング

まだまだです。辞書が手放せませんが、少しづつ推測できる内容が増えてきているように感じます。

マレー語の単語は単語の初めに「pe, me, mem」などをつけたり、単語の最後に「an, kan」などをつけたりするのですが、その都度辞書で調べて、この単語は前に学習したあの単語の変化形なのか、というように勉強している状態です。

この単語の変化は若干の規則性があるらしいのですが、英語を学習した時と同様、雰囲気で覚えていきたいと思っています。マレー語を勉強するマレーシア人もそのように学習しているようです。

 

 

まとめ

3か月の学習で目を見張るほどの効果ではありませんが、少しづつ進歩しているという状態です。

単語を覚えていくのが一番の近道であると感じています。それにより会話を推測できる確率が上がっていきます。

 

簡単な言語といっても覚えることはたくさんあるね。少しづつでも継続していけば大丈夫!いつか必ずできるようになるよ。

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