甘いジャックフルーツの選び方、実の取り方、食べ方を=油を使わないと大変なことになるゾ

ジャックフルーツは、独特な形状と美味しい味わいで知られる熱帯果実です。
その大きさや外観から取り扱いに戸惑うこともあるかもしれませんが、正しい方法を知れば、ジャックフルーツを楽しく食べることができます。筆者はドリアンは苦手ですが、こちらのジャックフルーツは好物です。このブログ記事では、甘いジャックフルーツの選び方、取り方と食べ方について詳しくご紹介します。

甘いジャックフルーツの選び方

マレーシアでは田舎に行くと野生の木にジャックフルーツがスズナリになっていることがあります。
ジャックフルーツは50cmほどにも成長するため、見た目では熟していると勘違いすることが多いですが、実は見た目では判断できません。

甘いジャックフルーツの見極め方は、ずばり「匂い」です。甘いジャックフルーツは近づくと甘い香りがします。フルーティーな香りがします。
また、熟しているジャックフルーツは、果実の表面が黄色く変色していて、指で軽く押すと少し柔らかさを感じます。また、選んだジャックフルーツが重く、果皮がしっかりと密着していることも確認しましょう。

甘いジャックフルーツの取り方

ジャックフルーツの取り方は以下の手順で行います:

ジャックフルーツを安定した場所に置き、広げた新聞紙の上で作業することをおすすめします。
ラテックス(白い乳液)を含むため、手袋を着用することをおすすめします。一度手につくと簡単には洗い流せないため、「油」を使用します。油を手袋とナイフにしっかりと付けてください。
筆者はこの事実を知らなかったため、白い液が刃物にこびりついて大変な思いをしました(笑)

ジャックフルーツは滑りやすいので、注意が必要です。

さて切り分け方の手順ですが、ナイフを使って、ジャックフルーツの外側を切り開きます。果実の形状に合わせて切り込みを入れ、注意しながら切り進めていきましょう。

切り口から白い液が出てくることがありますが、それを拭き取りながら進めます。

ジャックフルーツを開いた後は、果肉を手で探りながら取り除いていきます。果肉は多くの小さな袋に包まれているので、それぞれをひとつずつ取り外します。

ようやく実が出てきました!

ジャックフルーツの食べ方

ジャックフルーツは、生で食べることができるだけでなく、調理して料理にも使うことができます。以下では、生でジャックフルーツを食べる方法と、調理法の一例をご紹介します。

生でジャックフルーツを食べる方法:

取り出したジャックフルーツの果肉を洗い、食べやすい大きさに切り分けます。
ジャックフルーツの果肉は甘みがあり、柔らかい食感です。そのまま食べるだけでも美味しいですが、好みに応じてシロップやはちみつをかけるとさらに美味しく楽しめます。
ジャックフルーツの種や芯は食べられませんので、注意して取り除いてください。

ジャックフルーツの調理法 – ジャックフルーツカレーの作り方:

ジャックフルーツは、その独特な食感と味わいから、カレーの材料としても人気があります。ジャックフルーツカレーの作り方をご紹介します。

材料:

ジャックフルーツの果肉(切り分けたもの): 2カップ
玉ねぎ: 1個(みじん切り)
にんにく: 3片(みじん切り)
生姜: 1片(みじん切り)
トマト: 2個(みじん切り)
カレーパウダー: 大さじ2
ガラムマサラ: 小さじ1
ココナッツミルク: 1缶
サラダ油: 適量
塩: 好みに応じて

作り方:
フライパンにサラダ油を熱し、玉ねぎ、にんにく、生姜を炒めます。香りが立ってきたら、トマトを加えて炒めます。
ジャックフルーツの果肉を加え、よく混ぜながら炒めます。
カレーパウダーとガラムマサラを加え、全体に馴染ませます。
ココナッツミルクを加え、弱火で煮込みます。ジャックフルーツが柔らかくなるまで、約15〜20分程度煮込みます。
好みの塩で味を調え、カレーがとろみを帯びるまで煮込みます。

まとめ:
ジャックフルーツは、取り扱いに少し慣れが必要かもしれませんが、その美味しさを味わうために試してみる価値があります。正しい取り方と食べ方を実践し、ジャックフルーツを生で楽しむか、または調理して料理に取り入れるかは、あなた次第です。ぜひ、このガイドを参考にして、ジャックフルーツの魅力に触れてみてください。楽しいジャックフルーツの食体験をお祈りしています!

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