【体験談】FEDEXで日本からマレーシアへ電子機器(iPad)を送ってみた!安全なのか?!気になる関税は?

皆さまこんにちは!KOKONATSです。
暑い日が続いておりますが、如何お過ごしでしょうか?

コロナ下で何か一新したまたは新しく購入したものはありますか?と聞かれた場合、皆さんは何と答えますか?

「パソコンなどの電子機器」

と答える方も多いのではないでしょうか?

在宅勤務の機会が多くなりオンラインリモート会議が増えていく中で、個人用デバイスへの依存度も必然的に高くなっている印象があります。

そんな中、マレーシアに長くいると感じるのが、マレーシアの中古家電を購入できる場所が日本と比べて非常に限られているということです。日本であれば、対面のリサイクルショップに加えてヤフオク、メルカリ、ラクマなどの中古品販売サイトが充実しています。
対してマレーシアでは、以前のブログで紹介した対面販売の有名な場所を除けば、「中古品を扱うオンラインショップ」が殆ど無いという現実があります。(私が知っている唯一のサイトは「Mudah.com」という中古用品専門店です)

では新品の機種を導入すればいいのでは?と仰る方もいらっしゃいます。確かにマレーシアでもApple正規店があります。但し、残念な点は若干古い世代の機種を在庫していないことです。例えば、2021年7月現在Ipad Airは第四世代が発表されていますが、第三世代を新品で販売している業者が全く存在していませんでした。

そこで思いついた方法が・・・

「電子機器を自社で試しに輸出してみよう、プロジェクト始動!」

と銘打ってみました。現地スタッフの協力のもと実際にどのくらいの費用がかかるのか実験してみました。今回はそのレポートの中身を皆さまにも大公開です!

日本でのタブレット購入→必要書類の作成

さて、まず始めるのは日本国内にて某中古サイトでIpadの購入です。今回仕入れたのはIpad Air 256GB(第三世代)の中古品です。


(画像はイメージ図です)

今回は落札タイミングが良く、傷の無いアップルケア付きの良品を50000円弱で仕入れることに成功しました!

さてIpadは精密機械でもあるので厳重に梱包します。
まずはプチプチで包み、そのあとはFEDEXボックス入れ、その後は段ボールに入れ、更にサランラップでグルグル巻きという気合の入れようです。最終的にはFEDEXのExtra Largeパックに収まりました!

気を付けてほしいのが、リチウムイオン電池の申告が必要なことです。今回はFedexのやり方に沿って箱の外側にステッカーを張り付け必要事項を記入しました。ステッカーと発送方法は以下よりダウンロードしてみてください。
バッテリーを送る場合
因みにIpadを送付する場合は「UN3481」と記載が必要なようです。

別途通関書類も作成しました。
この通関書類時に注意するべきこと2点:
①届け先は勤務先ではなく、自宅住所にしましょう
②インボイスには「中古」の製品であることの記載を忘れないようにしましょう

Fedexを使った電子機器の輸送は安全?:福岡→マレーシアへ輸送開始!

事務所まで業者に取りに来てもらい、発送手続き完了!
下記が配達までの流れです。

途中で遅延はありましたが、4日で到着(Fedex IP利用)しました!非常にスムーズな発送でFedexの関係者には非常に感謝です。
以前、EMSで高額なものを送付すると途中で「紛失」となることが多いと、マレーシアの友人が言っていましたがFEDEXは安全だ!ということが実証できました。

気になる関税・送料は?

気になる関税と送料の話題に移ります。
送料の話をすると、FEDEXの定価は300RM程度=1万円程度です。
アカウントにより季節ごとに値引き等がある場合もありますので、アカウントを持っている業者に問い合わせてみると実際の値段を教えてもらえます。

そして気になる関税・・・
弊社も送付前にマレーシアの税関部署へ電話調査しましたが、得られた回答は「分からない」・・・想像通りの回答だったので実際に送ってしまい確認することにしました。

発送後、2日後、現地スタッフの携帯にFedexから連絡が・・・「Is the item in the box, new or 2nd hand?」。なぜ電話がのか真義は不明ですが、新品だと関税がさらに掛かってくるのかもしれません。もちろん、今回送った品は中古だったので、中古部品ですよ!と伝えたところ無事通関を通過しました。

さあ、品物の配達です。こちらが、配達時の風袋の様子。若干の擦れや汚れはありますが、ほぼ無傷でした。流石FEDEX!!

 

現地スタッフが受け取った(荷物に添付されていた)書類を公開したいところですが、現地スタッフの個人情報が多く乗ってしまっているため、、、下記で分かりやすく書き直したいと思います。

A:INVOICE Value(FOB):インボイス記載の申告価格
B:FREIGHT(航空運賃):梱包荷重・大きさによる
C:INSURANCE:INVOICE Valueの10%
=============
CIP Value=A+B+C

CIP Valueが500RMを超過した場合は関税の対象になります。公式のサイトにも500RM以上が関税の対象になると書かれておりました。

今回のように関税の対象となった場合は、関税は上記Aに対して5%が課せられました。今回の弊社の荷物も課税対象でしたので、Fedex経由で5%のお支払いをしました。

思ったよりも関税がお安いですよね!!助かりました。。。!

 

いかがでしたでしょうか?
弊社ではマレーシア~日本間の輸送を積極的に行っておりますので中古タブレットや電話の輸入・輸出を格安で行ってほしいというご要望があればお問い合わせを頂ければと思います。

お見積り依頼を下記より頂戴致しますので、お気軽にお問い合わせください。
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