PhotoshopとSketchUpは、建築に携わる方であれば基本ツールといっても過言ではありません。私自身、建築のパース制作・スタディモデル制作でこの2つを10年以上使い続けてきました。マスターになるのは時間がかかるかもしれませんが、建築であれば「求められる作業に特化した基本操作」さえできれば、細かい話はあとから学ぶことができます。
この記事では、私が実際に長年参照してきたおすすめの本を紹介したうえで、2026年現在のソフト事情の変化と、本とあわせて使いたい無料学習リソースまで含めて全面的に更新しました。紹介している書籍は古い版のものですが、「なぜ今でも役に立つのか(そしてどこは古いのか)」も正直に書いています。
いずれも実例を含めてわかりやすく解説されています。ざっと読んでから、後で索引を用いて辞書的に使用することもできます。
Photoshop
基本動作から実践的な内容までを実例を交えつつ網羅しています。辞書的に参照することもできます。こちらは永久ライセンス(買い切り)版の最後のバージョンとなったPhotoshop CS6の参考書です。
Sketchup
実例を含めてわかりやすく解説されています。後で索引を用いて辞書的に使用することもできます。
2026年のソフト事情 ― 本を買う前に知っておきたい変化
この記事を最初に書いた頃から、2つのソフトの「買い方」は大きく変わりました。
- Photoshop 買い切り版は廃止され、月額制のCreative Cloudのみになりました。フォトプランなど比較的安価な契約形態もあります。バージョンが毎年更新されるため、「特定バージョン対応」をうたう本はUIが微妙に違うことがあります。
- SketchUp Trimble社のサブスクリプション制になり、ブラウザで動く無料版(SketchUp Free)も提供されています。まず無料版で本の内容を試し、仕事で使う段階でPro契約に進む、という学び方が可能になりました。
つまり「ソフトを買ってから本で学ぶ」時代から、「無料で触りながら、本は体系づけと辞書に使う」時代になっています。
本とあわせて使いたい無料学習リソース
2026年現在は公式の無料学習コンテンツが充実しており、本と組み合わせると学習効率が大きく上がります。
- SketchUp公式のオンライン学習サイト(SketchUp Campus)と公式YouTubeチャンネル ― 基本操作からモデリングのコツまで動画で学べます(英語中心ですが操作画面を見るだけでも十分参考になります)。
- Adobe公式のチュートリアル ― Photoshopの新機能や生成AI系ツールは、書籍より公式チュートリアルの方が追従が速いです。
それでも私が本をすすめる理由は、体系立った順番で一周できることと、索引から辞書的に引けることの2点です。動画は「知らないことを知らないまま」になりがちで、通読できる本は抜けを埋めてくれます。
古い参考書を選ぶときのチェックリスト
- ☑ 基本概念の解説が厚い本か レイヤー・マスク(Photoshop)、グループ/コンポーネント(SketchUp)の章がしっかりある本は、版が古くても価値が残ります。
- ☑ 実例(作例)ベースか 建築パースの実務は「機能の暗記」ではなく「作例の再現」から身につきます。
- ☑ 新機能目当てなら最新版を 生成AI系・クラウド連携系の話題は古い本には載っていません。
SketchUpを実務で使う方には、当サイトのシーンを一括で連番書き出しする方法や、SketchUpモデルをUnreal Engineに読み込む方法の記事もあわせておすすめします。
まとめ
この記事は筆者が調査、体験、そしてそれを忘備録として記録したものです。修正が必要な場合はご連絡いただけますととても助けになります。また役立つ情報がありましたら是非教えてください。今後ともKOKONATSをよろしくお願いいたします!



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