マレーシアにおいて賃貸は多くの場合1年かそれ以上の契約となります。
1週間、1か月ほどの滞在ではホテルを探すかAir BnBを探す方も多いのではないでしょうか。
日本ではマンスリーマンションがあるのになぜマレーシアには短期契約物件がないのでしょうか。
1. エージェントの手間がかかり得られる利益が少ない
エージェントは契約期間の1か月分ほどを手数料として稼いでいます。しかし短期契約となるとどうでしょうか。それほどの収入はもちろん見込めません。
しかし通常の1年契約と同様、エージェントはお客さんをの電話を受け、案内して、家主と交渉、そして契約書締結までしなければなりません。労働と報酬の費用対効果を考えるとどうしても年間契約優先となってしまいます。
2. 家主にとって手間がかかりリスクが高い
家主にとって一番のリスクは賃貸物件が空室になることです。しかし短期契約ではせっかく賃貸してくれる人を見つけても数か月後にはまた出てしまい探さなければなりません。もちろんエージェントにまた費用を払い直しです。
さらに最悪見つからなければ空室になり家賃収入は入ってきません。
またすべての借主が部屋をきれいに使ってくれるとは限りません。日本人と韓国人はマレーシアでは大家の間では人気です。なぜなら部屋をとてもきれいに使ってくれるからです。部屋の壁やドアに落書きをしたり、家具や備品を壊したり、ガラスを割ったりする借主がマレーシアでは少なからず存在します。短期物件ではそのたびに次の借主を探すため、内部を原状復帰しなければなりません。
しかし場所によっては短期で契約可能なコンドミニアムがあります。
筆者もマレーシアに来た時にこの存在を知らずホテルに長期滞在した経験があります。
時期とタイミングによって変わる可能性がありますが、2017年現在1か月単位から借りられる短期コンドミニアムをいくつか知る限りお伝えします。
いずれのコンドミニアムも短期、月額RM 2,000前後から借りられる物件です。他に比べて格安です。
短期契約可能なコンドミニアム
1. Ara Greens Residences
2. Tropicana Avenue Service Apartments
Persiaran Tropicana, Tropicana, 47410 Petaling Jaya, Selangor
3. Tropics – Tropicana City
上記は一例です。そのほかにも短期で貸しているコンドミニアムがあります。
コメント