【将来を考えている方へ】マレーシアに移住・駐在・留学という夢を実現する為に必要なこと

皆さんこんにちは。Kokonatsです。

突然ですが,一つ皆さんに質問があります。

あなたは今,どんな夢を持っていますか?

 

 

人それぞれ違うと思います。

ただこちらのタイトルをクリックされ読み始めたということは,あなたは少なからず夢を真剣にかつ前向きに考えておられる方だと思います。そんな折,あなたは海外に関して興味を持ってリサーチを始められた方かもしれません。

 

将来,退職者としてマレーシアに移住したい。

大学を中断して語学留学をしたい。

大学を卒業したが東南アジアで就職活動をしたい。

駐在として東南アジア派遣を目指したい。

 

 

そのようなゴールを持っているだけで素晴らしいです。

 

何せ今の社会は,基本的には

中学卒業→高校卒業→大学→社会人→結婚→昇進→退職→年金生活

という,ある意味レールの敷かれた世の中だからです。

私はそのような「安定している」人生を否定しているわけではありません。それも一つの生き方です。ただ,一つ言えるのはJ●Lもつぶれる時代。。自分が安定と思っていても考えられないことが起こることもあります。

私が言いたいのは「安定した」人生を最優先するがゆえに,チャレンジ精神を犠牲にすることがどれだけもったいないことなのかということです。特に「日本」という国の枠に捉われない,好奇心旺盛な人がこの社会のレールに乗ってずっと歩んでゆくのはもったいないように感じます。

今では反対も少なくなりましたが,以前は「転職」という言葉がとてもネガティブな時代がありました。転職回数が多ければ多いほど,その人は仕事ができないか,忠誠心がない人とみなされる・・・考えれば考えるだけ悪い意味での日本の「侍」魂が見て取れます。

学校も中断なんかしたら,将来の就職に悪影響が出ると恐れをなして留学の夢を諦めた人も皆さんの中にはいるのではないですか?

リタイアメントビザを考えられた人は,もう歳だからと家族に止められたり,新しいことに挑戦するのは億劫と感じてしまった方もおられることと思います。

今回のこのブログでは,将来どうしよう・・・とネガティブに考えておられる方に少しでも勇気を与えられるように,マレーシアに移住する為にどんな事が必要であるのか私の経験談を交えてお伝えできればと思います。

 

夢を現実にする為に必要なこと

まず初めに私が部屋に飾ってある夢を現実にする為の金言を皆さんにシェアしたいと思います。

①If you want to change your life or want to achieve your goal, you need to change something you do daily.

→もし何かを変えたい,何かを達成したいと思っているのならば日常生活から変革させる必要がある。

例えば,筋肉を付けたい,腹筋を6つに割りたいと思っている人がいます。さあ,頑張るぞ!と張り切り,突然腹筋トレーニングを24時間ぶっ続けでしている人がいたらあなたはどう感じますか?

そう,ここで言いたいのは毎日の継続力は目標を達成する為に必須であるという点です。行動力は素晴らしくても長期に渡ってコツコツと続けてゆくことが出来なければ,必ず挫折を経験してしまいます。

②You should commit to doing less than what you believe is achievable.

→自分が出来ると思うことよりも少なく見積もって自分の行動計画を立てるべきである。

これは上で取り上げた①ととても関係がありますよね。目標が腹筋を6つに割るというのは素晴らしい目標ですが,それだけが目標だとなかなか結果が出ない時に,挫折を経験しやすくなります。そこで必要なのは計画力です。自分の状況を客観的に捉えて,実際に実行可能な現実的な計画を立てるようにこの金言は勧めています。腹筋を例にするならば,

③Instead of overwhelming yourself with big tasks, break then down into small pieces. 

→自分の膨大なタスクに圧倒されるよりも,達成可能な細かなタスクに分ける方が勝っている。

これも上記②ととても関連があるのに皆さんはお気づきではないでしょうか?

皆さんは計画したことを何パーセント達成できますか?100%計画通りにできる人はいないと思います。家族の為に時間を使う必要が出たり,家事や仕事の急用,友人からの頼み事など補備の生活には予想もつかないことがどんどんと発生してゆきます。

そんな時に大切なのが,どのように計画を細分化するかということです。

人の時間はどんなにお金持ちの人でも,アスリートでも,天才でも24時間しかありません。その中の隙間時間を考えると結構な時間になる訳です。

計画を細分化しておけば,その隙間時間にテキパキと計画を達成してゆくことが可能になるのです。

 

移住の為に必要な事

目標を立てることの重要性は誰もが頭では分かっているものです。

ただ実際に何をすればいいのかと考えると,どうもピンとこないという方も多いかもしれません。

そんな時私がオススメするのは,一度短期でマレーシアに訪れることです。インターネットで他の人がどう感じているか時間をかけて探るよりも,実際に自分の目で見,肌で感じる方がよほど効率良く,自分が何をすれば良いか知るきっかけとなります。

例えば,美味しいレストランがあると小耳にはさんだ時,長い時間をかけて他の人のレビューを眺めては行くかどうか迷いますか?ある程度調べたら,GO!するのが賢い道ではないでしょうか?迷う時間があったら行動する方がよほど自分の為になります。

 

仕事をしておられる方であれば,有給を取得してください。

学生であれば長期休みを利用して来てください。

年金受給者の方であれば,節約して飛行機の安い時に来られてください。

 

私,筆者もマレーシアに移住してくる前に旅行で訪れました。英語も話せず,右も左も分からない中訪れた2週間でしたが,今でも懐かしく感るとても内容の濃い毎日だったことを覚えています。全ての事が自分にとって新鮮というのはかけがえのないひと時でした。

道に迷い,タクシーにボッタくられ,サルに眼鏡を盗まれ(笑),これでもか,と海外の洗礼を浴びました。まさか,人間ではないヤツに盗難にあうとは思っていませんでしたけどね、、、(笑)

それらの洗礼を差し引いても良い旅でした。

自分の目指す目標・課題ができたからです。

 

具体的な目標

上で説明したように一度海外に来れば,今の自分に何が必要なのかが分かってきます。

頭で理解するだけではありません。

自分の現状を実感しモチベーションがアップするんです!

 

私がマレーシアに来て一番の衝撃が「言語」の問題でした。自分の言いたいことが全く伝わらない。。。頼みたい料理が頼めない。。。

学生時代に英語を真面目にやってなかったことを後悔した初めての機会でした。

言語を伸ばす!

これが私の中での1つの大きな目標になりました。

 

それと同時に,自分がマレーシアに移住する為にどのように収入を作ってゆくかということも具体的に考えるようになりました。

資格の取得の勉強を始めたのもマレーシアの旅行から帰った後の出来事です。

 

そして最後に現実的な予算を立て始めました。マレーシアでの生活費が幾ら程掛かるのかを知り,それに沿って貯金のペース配分するということが必要になります。

 

目標の細分化

言語に関して

嬉しいことに日本ではたくさんの英語教材が店頭に並べれています。

私にぴったりだった英語の勉強本はNHKが発行している「ラジオ英会話」シリーズです。

「基礎英語1~3」があり,その上のレベルとして「ラジオ英会話」があります。中学英語のレベルから段々とレベルアップしてゆくことも可能となります。

NHKラジオを使った言語学習は多数の専門家の間でも推奨されています。

その理由として

 

①毎日たった15分の講義であるので飽きずらい。

15分であればどんなに忙しい人であっても時間を確保することができるはずです。上記金言でも取り上げたように「毎日」無理なく継続してゆける目標という意味でもピッタリと合う教材なのではないでしょうか?

②自分なりに教材を繰り返し学習することで最大の効果を得ることができる。

インターネットを検索すると色々な人が学習法の提案をしてくれています。是非調査してみて自分はどの学習法だったら続けられそうか考えてみてください。

とても効果的な学習法としては,教材丸暗記,シャドーイングこの2点です。私筆者はこれを専門にやっていました。

③毎月のランニングコストが非常に安い。

スピード●ーニングなど,高価な費用を払って英語が話せるようになったと勘違いしている人もいるのは現実です。

ダイエットやスポーツを努力なしで成功させることが難しいように,言語学習も多大の努力が必要だとつくづく実感しています。

そんな中,こちらのNHK講座は月々のランニングコストがたった約500円と,超魅力な価格なのです。こんなに良い教材が500円とはコストパフォーマンスは最高です。

 

資格の取得に関して

私がなぜ資格の取得をお勧めするのか,それには深い理由があるんです。

日本を後にするとは多くの社会保障制度から脱退することにもなります。異国の地で「もし」仕事が見つからなかったら,稼ぐ手段が見つからなかったらどうしますか?

予算が底をつき早々撤退ということも可能性としては多いにある訳です。

そんな中,資格を取得しておくことにはどんな意義がありますか?

①もし日本に帰る必要があっても再就職に有利

②マレーシアでの就職活動に有利

③オンラインでの仕事をすることが可能になる

最近見つけたのは上記の③,オンラインでの仕事です。

皆さんはオンラインの仕事というと何を思い浮かべますか?株の取引き,データ入力,英文や中文翻訳,マーケティング等インターネットを介して仕事をすることをイメージするかもしれません。

いざインターネットで探してみると海外在住でも応募できる会社は実はたくさんあります。

 

人それぞれ得意な分野は異なるかと思いますが,オンラインでの就業のために身に着けておくと良い資格は以下の通りです。

①翻訳,通訳に関連した資格

②事務作業に関連した資格

例)マイクロソフトオフィス等

③プログラム,CADなどのデザインの仕事

今後オンラインでの仕事に関しては当Kokonatsでもご紹介できればと思っています。

ただオンラインでの仕事で長期に渡って滞在することは難しい為に将来的には下記のビザの取得を目指す方達も多いようです。

①日本採用として駐在員を目指す

②マレーシアに渡ってきた後,現地採用として働く

③学校のコースを取り学生ビザを取得する

④MM2H(リタイアメントビザ)を取得する

 

 

予算に関して

以前マレーシアは日本の物価の三分の一とも言われていましたが,ここ最近はインフレが進み二分の一が良い所といった所です。

今回は例として中流層の人が節約しながらマレーシアに住んだ時に掛かる予算を見てみたいと思います。

①車

マレーシアでは日産のパッソが原型になっているMyviという車がマレーシア中であふれています。そんな理由から,メンテするのも安,購入するのも安,売る時は高,とメリットタップリです。一番おすすめするのは3年落ち位のMyviで予算は33000MYRといった所です。

自動車に掛かる保険も日本に比べてとても安く,年間1000MYRほどで収まります。

②住居

家はクアラルンプール中心部で1500~2000MYR/月を見れば,セキュリティーのしっかりした綺麗な住居に住めます。しかもジム付き,プール付きという日本では考えられない程の物件に住めます。郊外であれば600~1000MYR/月で同程度の物件が見つかります。交渉でどれだけ電化製品を付けさせるかが後々の出費を抑えるコツになります。

③食事

ショッピングモールの食事は高いので避けた方がよろしいです。ショップロットに入っているようなレストランだと10MYR程で食べれることも多いです。

④引っ越し費用

日本からはトランクや段ボールに入るものだけを持ってくるようにしましょう。電化製品等を持ってくると輸送費で費用がかさみ,電圧の違いから使用不可能な電化製品も出てきます。

⑤光熱費

これは一日にどれだけエアコンを使用するかにかかってくるかと思います。夜寝る前だけエアコンをONにする程度だと月々70MYR程度で済みます。水道代,ガス代を入れても100MYR程度という感じです。

⑥インターネット,通信費

ネット代金は月々100~200MYRです。携帯もインターネットをあまり使用しなければ月々30MYR程度で済みます。

 

独身であれば一ヵ月3000MYRと計算すれば貯金を作りながら余裕のある生活を送って行けるのではないでしょうか?

家族でマレーシアに渡ってくる場合は,子供の年齢や通う学校によって予算は大きく異なりますので実際に資料を集めてみる必要があります。

 

 

以上,私の経験を少しお伝えしてみました。是非マレーシアに一度遊びにきてください。そして自分なりの目標を決めてください。

そうすれば,前向きな目標を設定することになり,移住したいという夢にまた一歩近づくことになるはずです。

是非お気軽にコメントをくださいね。

 

 

コメント

  1. ニッシー より:

    こんにちは。
    今回のココナッツさんの記事も大変参考になりました。詳しくうまくまとめてられていて、具体的なイメージがわきました。ありがとうございます。

    東京のマレーシアの人達は、桜を見て喜んだり、銀行のATMが街じゅうにあるのを見て驚いているようでした。

    私の職場は今、有休が全く取得できない状態ですが、上司に交渉してもし休みが取れたら短期でマレーシアに遊びに行ってみたいです。

  2. kokonats2 より:

    ニッシー様
    いつもブログを見て頂いてありがとうございます。
    コメントを頂けると嬉しいものです。
    今年も桜が綺麗だったようですね!写真だけ見ましたがマレーシアにいると季節感が無くなるのでたまに日本の自然を見に帰りたくもなります。
    是非マレーシアにもいらしてみてくださいね!