人手不足のマレーシア

労働人口の2人に1人が外国人と言われているマレーシア。多くのポジションで人手不足が発生しています。

昔日本でいわれていた3Kの職種にはマレーシア人が付きたがらないためどうしても外国人に頼らざるを得ません。

またそれら近隣諸国の外国人労働者はマレーシア国内の人材と違い、勤労意欲が高い人材が多いです。それでいて給料は国内の人材に比べ安いのです。

違法労働者と知りつつ雇っている会社は非常にたくさんあります。

フィリピン、インドネシア、タイ、カンボジア、ネパール、ミャンマー、バングラディッシュ、中国本土、インドなどから来ている労働者を街中でよく目にします。

政府としては違法労働者を取り締まりたいのですが、それらすべてを追い出してビザの発給をきつくしてしまうと国の経済が成り立たないのが実情のようです。

様々な取り組みがなされていますが、今年は政府がE-cardと呼ばれるものを届け出た不法就労者に発行するシステムを発表しました。

1年の短期ビザを発給しその間に適切なビザの取得を促進しようとしています。

しかしこれは単に政府が不法労働者の個人情報を得ようとしているだけなのではないかという憶測も広がっています。

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