ホットスポットを利用しようとするとずっとホットスポットを受信する側の端末でずっと読み込み中のくるくるマークが表示される。
このような症状が筆者のiPhoneに出てしまい、おおよそ半年間もホットスポットの使用が全くできなくなってしまいました。
ホットスポットはうまくいくと時々つながり、使用することができます。
また時折、ホットスポットを起動しようとすると別ウインドウが開き、
キャリアサービスに連絡してください
の表示が出て使用しているキャリアの電話番号が表示されます。
上記のカスタマーサービスに試しに電話してみたところ、そのような症状に全く覚えがなく、他の客からはクレームが来ていないとのことで解決には至りませんでした。
もしお使いのiPhoneにこのような症状が出たら次のようなことを順番に試してみることができるかもしれません。
Wifiは受信できるか?
まずは原因がハードウエアなのか、ソフトウエアなのかを特定する必要があります。
Wifiが使用できるかどうかがこの場合大きな指標になります。(iPhone修理専門店に出向き教えてもらいました)
Wifiが受信できなくなっている場合はおそらくハードウエアの問題であり、特にアンテナが壊れている可能高いです。
保証範囲内なら無料で修理できるのでアップルサービスセンターに持って行きましょう。
Wifiが受信できるのであればソフトウエアの問題の可能性あり
この場合は再確認するためにiPhoneを初期状態に戻してみましょう。まずは絶対にバックアップを取ることを忘れないでください。コンピューターのiTunesにバックアップを取ることができます。
バックアップを取るにはiTunesを起動して下図の赤丸部分を押します。
次に下図の赤丸部分をクリックしてデータをパソコンに保存する設定にします。それから今すぐバックアップをクリックしてください。
それからiPhoneを工場出荷状態にリセットします。
※リセットしたらバックアップデータは復帰しない状態でホットスポットが使えるか確認してください。
この状態でホットスポットが使えないようであればハードウエアが破損している可能性があります。
逆にホットスポットが使えるようであればソフトウエアの可能性が高いです。
その場合は先ほどバックアップを取った内容をiPhoneに再度iTunesから復元してください。下図の赤丸部分をクリックするとバックアップを復元できます。
原因はAPN設定ファイルにあるかもしれない
ソフトウエアが原因であることが推測できる場合、iPhone上で
設定→一般設定
に行ってください。VPNの欄の下にAPN設定ファイルが残っていないでしょうか?
筆者のiPhoneにおいてはこのソフトウェアが干渉してバグを引き起こしていることが判明しました。
プリペイドSimなどを利用した際にAPN設定ファイルがダウンロードされ、それが残っていてバグを引き起こしている可能性があるのです。
消去後は今までの問題が嘘のように正常にホットスポットが使えるようになりました。
まとめ
筆者の場合は以前にあるプリペイドSimを利用した際にAPN設定ファイルをダウンロードしていました。使用はしなくなっていたためそのファイルの存在は忘れてそのまま使用していましたが、ある日突然ホットスポットが使用できないことに気が付きました。
原因がわからないためかなり苦戦しましたが、わかればあっという間の話でファイルをただ消去するだけで今まで通りホットスポットが使用できるようになりました。
思い当たる節のある方は、まず以前使用したAPN設定ファイルが残っていないかどうかを確認してみるとよいかもしれません。
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