【2026年版】無犯罪証明書(警察証明)を日本に帰らずにマレーシアで申請する方法

マレーシア在住中にビザ申請や現地企業への就労手続きなどで必要になる「警察証明(無犯罪証明書)」。日本国内での犯罪歴がないことを日本の警察庁が証明する書類で、マレーシア政府機関や勤務先から提出を求められた経験がある方も多いはずです。この証明は日本に一時帰国しなくても、在マレーシア日本国大使館で申請することができます。

この記事では、実際に大使館の窓口で申請した体験(2020年当時)をベースに、必要書類や指紋採取の様子、交付までの流れを紹介します。あわせて、その後導入されたオンライン申請の仕組みについても、大使館公式サイトの案内をもとに整理します。申請窓口・必要書類・手数料は変更されることがあるため、実際に申請する際は必ず大使館公式サイトで最新の情報を確認してください。

必要書類

  • 警察証明書発給申請書(大使館に備え付けてあります)
  • 申請者の日本国旅券
  • 指紋原紙(大使館に備え付けてあります)

取得費はかからず、無料です。提出先の国・使用目的によっては上記以外に追加の書類が必要になる場合があるため、事前に大使館領事部へ相談しておくと安心です(大使館公式サイトより)。

申請は本人が行う必要があり、代理申請はできません。基本的に大使館への事前予約が必要ですが、訪問者が少ないタイミングでは即日申請を受け付けてもらえることもあります。

オンライン申請も利用できます(2023年9月〜)
2023年9月25日から、警察証明を含む一部の証明手続きがオンラインでも申請できるようになりました。流れは、①「オンライン在留届(ORRネット)」にログインしてオンライン申請サイトから申請、②大使館が審査完了をメールで連絡、③警察証明は指紋採取が必要なため、大使館から来館日時の案内メールが届く、④来館して指紋採取・書類確認、という順です。受け取り時は、オンラインでアップロードした書類の原本(旅券など)を必ず持参する必要があります。なお、電子化された証明書(e-証明書)は2026年時点では在留証明のみが対象で、警察証明はオンライン申請後も紙の証明書を窓口で受け取る形になります(大使館公式サイトより)。

マレーシアの日本大使館は、以前は執務時間が8時30分〜12時、14時〜16時でしたが、2026年時点では大使館全体で8時30分〜12時30分・13時30分〜17時15分となっています(領事窓口の申請・交付受付は8時30分〜12時・14時〜16時)。訪問前に最新の窓口時間を確認しておきましょう。

大使館到着後の注意点

マレーシアの日本大使館前の道路には駐車スペースがないため、必ず駐車場に駐車しましょう。違反すると罰金を払う羽目になります。現在は下記の場所に有料駐車場がオープンしており、駐車料金は1時間RM4ほどです(筆者体験時点の情報のため、料金は変更されている可能性があります)。

窓口での申請手続き

無犯罪証明書を申請するときには、黒いインクで両手すべての指の指紋を採取されます。汚れる可能性があるため、申請時には白い服を避けたほうが無難です。女性の方は爪が長いとうまく指紋採取できない場合があるので注意しましょう。マレーシアの選挙のときにも指を真っ黒にした人が街を歩いていたのを思い出しますが、それと似たような感覚です。

同時に記入する申請書には本籍地を記入する欄があるため、本籍地が分からない方は訪問前に確認しておきましょう。

交付までの日数と受け取り

大使館公式サイトによると、警察証明が交付されるまでの所要日数は約2〜3ヶ月とされています。筆者が2020年に申請した際は、申請から取得まで実際には1か月半ほどで受け取ることができました。日本の警察庁での作成状況によって前後する可能性があるため、あくまで目安として捉えてください。

証明書が発行されると、大使館から受け取りを案内するメールが届きます。受け取りに予約は不要です。参考までに、2020年に筆者が実際に受け取った案内メールの文面(差出人・宛名・日付は伏せています)は以下のとおりです。

様

お世話になっております。

日本大使館領事部です。

○月○日に当館で申請されました警察証明が日本から届きました。

お時間のあります時に、旅券原本を持参いただき、

受領にお越しいただけますようお願いいたします。

領事部窓口の開館時間は次のとおりです。

月~金 8:30-12:00、14:00-16:00

※当館の休館日につきましては以下のホームページよりご確認ください。

Access Denied

お手数ですが、こちらのメールを受信いたしましたら、

受信確認の為、ご返信いただきますようお願い申し上げます。

以上、宜しくお願いいたします。

在マレーシア日本国大使館領事部

なお、記載されている窓口時間は2020年当時のものです。前述のとおり2026年時点の執務時間とは異なるため、実際に訪問する際は最新の大使館公式サイトの情報を確認してください。

補足になりますが、一部で大使館がパスポートコピー等の認証を行っているという情報が出回ることがあります。しかし大使館職員によると、そのような業務は行っていないとのことですのでご注意ください。

まとめ

日本国内での申請ではおおよそ1〜2週間とされている警察証明(無犯罪証明書)ですが、マレーシアの日本大使館で申請する場合は、大使館公式サイトの案内で約2〜3ヶ月、筆者の実体験では1か月半ほどかかりました。日本に一時帰国しなくてよいというメリットがある一方、日本国内での申請より時間がかかるというデメリットもあるため、余裕を持ったスケジュールで申請することをおすすめします。

2023年からはオンライン申請の窓口も広がりましたが、警察証明は指紋採取のためいずれにせよ一度は来館する必要があります。申請書類・手数料・所要日数は変更される可能性があるため、申請前には必ず大使館公式サイトで最新情報を確認しましょう。

なお、勢い余って無犯罪証明書が入っている封筒を開封してしまった場合、それは無効となります。間違っても開封はしないようにしましょう。

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