こんにちは、Kokonatsです。
本日,マレーシア首相官邸より5月9日を国民の祝日にすると発表しました。
これは第14回マレーシア総選挙日が同日である為に急遽制定した祝日になります。
多くのマレーシア人はなぜ選挙日を平日にしたのかと苦情を言っており,それに伴う対策として新しく制定された休日であると思われます。
マレーシアの選挙はそれぞれが投票の為に自分の土地に戻る必要がある為,多くの主要道路は地方へ戻る人達で大変込み合うことが予想されます。水~日と有給を取得する人も多く現れることになることも予想される為,5月9日の週末も遠出を避ける方がよろしいかと思われます。
家でテレビを見たり,ショッピングモールへ行って映画を見たりと大人しく自宅周辺で時間を過ごすのがベターであると言えそうです。
流石はマレーシアと言える祝日の設定ですよね。
マレーシアは祝日だけでも年間14日あります。東南アジアだけ見ても,インドの18日,タイと韓国の16日,日本の15日,それに次ぐのがマレーシアと最多の国々にも引けを取らない年間祝日数を確保しています。
ヨーロッパでは年間の祝日が一桁ということも珍しくない為にマレーシアがどれだけ恵まれているのか皆さんもお分かりだと思います。
大抵,良い面があると悪い面もあるといわれるように祝日の設定に影響を与えることも少なくありません。
例えば,会社の操業カレンダーや学校の年間授業スケジュール,どのように管理するのでしょうか?
日本では文部科学省が日本の生徒児童全員が均一な教育を受けることが出来るようシラバスが設定されています。マレーシアはそのようなものが存在しないのでしょうか?
そういったことを何も加味していない祝日の追加には毎度カルチャーショックです。
前回の追加祝日は,2017年東南アジア競技大会(SEAゲーム)に関連して発動しました。2年に一度開催されるこの式典でマレーシアの選手団は145個もの金メダルを取得したために首相は9月4日を国民の祝祭にしてしまったという経緯があります。
また数年前にはサッカー大会でセランゴールのチームが優勝した為にセランゴール州が急遽祝日に設定したこともありました。
本当にマレーシア人は良くも悪くもリラックスすることが得意な国民ですよね~。
ということで,5月9日は是非リラックス&リフレッシュの休日になさってください。
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