これはすごい!Epic Gameが無料で3DスキャンできるアプリCapturing Realityを発表!

Epic GamesとCapturing Realityは本日、RealityScanアプリがiOSで無料になったことを発表しました。モバイル機器向けの3Dスキャンアプリは、写真を高精度の3Dモデルに変換します。ユーザーはスマートフォンを使って対象物を撮影し、アプリはクラウド処理によって3Dモデルに変換し、Sketchfabにエクスポートして共有することができます。

写真測量ソリューションの開発元であるCapturing Reality社は、「すべてのクリエイターが3Dスキャンにアクセスできるようにする」ことを目指しており、「RealityScanを使えば、誰でも実世界のオブジェクトから3Dモデルを作成し、ビジュアライゼーションプロジェクトのリアリズムを高めるためにそれを使用することができます」と述べています。

スマートフォンで3Dモデルを作成する方法については、チュートリアルをご覧ください。

iPhone 12 Pro、iPhone 13 Pro、2020年以降のiPad Proモデルに搭載されているLiDAR機能を使って3Dモデルを作成できるアプリはありました。しかし今回はRealityScanアプリ使用によって、iOS16を搭載したiPhone、iPadであればカメラを使って精巧な3Dアセットをしかも無料で作成できるようです。

使い方はいたってシンプルで、スキャンしたい対象モデルをアプリ内ですべて緑色の点として認識されるようになるまで写真を撮ってアップすることでAIがモデルを認識して3Dアセット化してくれるといいます。

Capturing Realityは以前、MegascansのキュレーターであるQuixelと共同で、デスクトップアプリケーションであるRealityCaptureを使って高精度のスキャンを作成したことがあります。今回のモバイルアプリは、Megascansと同等のクオリティの3Dモデルを素早く簡単に作成することができます。

完成した3Dアセットは、RealityScanから3D・VR・ARコンテンツの公開・共有・販売プラットフォームであるSketchfabにアップロードします。そこからユーザーは、Unreal Engine、Twinmotion、MetaHumanなどのツールでモデルをダウンロードすることができます。さらに今回RealityScanのユーザーは、Sketchfabに初めてアップロードした後、1年間は自動的にSketchfab Proアカウントにアップグレードすることができるという特典付きです。

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