皆さんこんにちは。今回はマレーシア旅行に初めて来られる方向けに、空港からの配車アプリの呼び出しでちょっと得するトリックをご紹介したいと思います。
この記事を最初に書いた当時は配車アプリと言えばUberでしたが、Uberは2018年に東南アジア事業をGrabに売却して撤退しており、現在マレーシアで主に使われているのはGrabです。マレーシア政府はGrabを正式なタクシー業者として認めており、空港の到着・出発荷下ろし場でも運転手にピックアップしてもらうことができます。KLIA2をはじめ多くの空港では現在「e-hailing pick-up point(配車アプリ専用乗り場)」が明確に設置されるようになり、当時よりも迷いにくくなりました。ただし専用乗り場でも同じエリアに利用客が集中するため、これから紹介するトリックは今でも有効です。
■KLIA2・スバン空港からタクシーを拾う際の問題点
初心者の方が最初に不安に思うのは、現地の人とどのようにコミュニケーションを取ったらよいかということだと思います。高校の英語授業を真面目に受講しなかったことを今更になって後悔しても遅いです……(笑)
マレーシアがGrabを公式な配車サービスとして認可して以降、多数の人が利用するようになりました。今ではビジネス客以外は従来型の赤キャブ・青キャブといったタクシーを利用しない人がほとんどというのが現実です。
となると、電話を片手にタクシーを待つ観光客が相当な人数、同じエリアに混在することになります。
Grabのドライバーはどの客があなたかを探しあてることができると思いますか?
加えて、到着ターミナルはとても広いです……。
運転手が唯一取れる方法はあなたに電話を掛けることです。
あなたが英語ペラペラの方であれば、自分の位置をはっきりと伝えることには何の問題もありません。ただ初心者の方はそうはいかないのです。運転手はみんな中国語訛りの英語、マレー語訛りの英語です。誰も高校の教科書のような発音はできません。
実はこの「電話」を避ける方法があるんです。
■運転手からの「電話」を避ける方法
実はあまり知られていない、タクシーを拾いやすい場所が存在するのです。
ズバリ、その場所はTune Hotelに逃げることです。
ほぼ誰も同時にタクシーを呼んでいる人はいません。タクシーの運転手はあなたが「お客様」だとすぐに認識するわけです。
出発点をTuneホテルに設定し、ロビーかホテルの出入り口付近で待機すれば良いだけです。
Tuneホテルへの行き方は、高速バス乗り場ガイドの「KLIA2国際空港から高速バス乗り場までの道順」の章も参考になります。
Subang空港から
Subang空港の道を挟んで反対側にある駐車場です。看板等を目印にしてその下で待つのがよいです。
いずれもGrabのドライバーに確認済みの方法です。ここで節約して、おいしいものを食べてください。
2026年時点のKLIA2ピックアップ事情
現在のKLIA2では、Transportation Hub(交通ハブ)のLevel 1、Door 4・5付近(KK Super Martの向かい)が公式のe-hailingピックアップポイントに指定されています。到着ゲートからはFood Arcade、H&M方向、Family Martを目印に進み、エスカレーターかエレベーターでLevel 1のTransportation Hubまで降りる動線です。一部の乗り場ではドライバーの車両がリアルタイムで表示されるモニターも設置されており、屋外で長時間立って待つ必要も減ってきています。とはいえピックアップポイントに利用客が集中しやすい構図自体は変わっていないため、Tune Hotelや空港周辺の空いているスポットを使う方法は、混雑を避けたい時の選択肢として今でも有効です。
英語でのやり取りに自信がない方は、Grabアプリ内のチャット機能(定型文の翻訳・テンプレート送信)を使えば、電話でのやり取り自体を避けることもできます。到着前にアプリの言語設定と支払い方法だけ確認しておくと、現地での手間がぐっと減ります。
なお、KLIA2・KLIAからKL市内(KLセントラル方面)までのGrab運賃は、時間帯やアプリ側の需要連動価格(サージ料金)によって変動するため、断定的な相場は避けますが、予約時にアプリの見積もり画面で事前に金額を確認できます。ピックアップ地点を間違えるとキャンセル待ちの列に並び直すことになりかねないので、配車ボタンを押す前に自分がいる場所(ドア番号やレベル)を正確に把握しておくことも、スムーズにドライバーと合流するコツのひとつです。
出典: klia2.info(Taxi & e-Hailing Services) / klia2.com.my(e-Hailing Services)。KLIA(第1ターミナル)側の乗り場情報は空港公式サイトでも随時更新されているため、出発前に最新の案内を確認しておくと安心です。



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