バリ!
アジアのバケーションスポットです。遠くヨーロッパからもわざわざ訪れるほどの有名観光地です。
それだけあってぼったくりが多いことも確か。
というより、
空港タクシーも破格に高い値段で吹っかけてきます。
SIMカードを取得してタクシーアプリを使ってタクシーを呼びたいところですがSIMカードの値段も空港ではぼったくりです。
水を買ってみてください。ぼったくられます。
なんならお釣りもごまかされます。
両替も同様です。
ではどうするか。
ホテルの人に電話などをして相場を聞いても同様です。彼らもグルなので。というより彼らには悪気はありません。彼らは観光で生きているのです。すべての価格には、観光客用価格と地元のローカル価格が存在するのです。
したがって
近年バスが開通してぼったくられなくて済むようになりました。
その公共バスとは
Sarbagita bus
空港タクシーの人はこの名前が大嫌いです。なぜならお客を取られるから。聞いても教えてくれません。
彼らの中では存在してはいけないバスなのです。
しかし実際は新しくてとても快適なバスです。インドネシアのジャカルタやボゴールなど他の都市で運営されているバスとは異なり(実際は慣れれば問題なく乗れますが)日本の人も十分に使用可能なレベルです。
バリの公共バス、Sarbagita bus とは
2011年より運用を始めた公共バスです。観光客ではなくローカルのインドネシア人を対象としているため価格が安いです。バスの値段Rp. 3500!
タクシーの値段とは0が2つほど違いますね。冗談ではなく本当の値段です。チケットに記載されています。
乗車する際にインドネシア語はできるに越したことはないですが、行先が分かっていれば運転手に確認すれば大丈夫です。
ローカル対象のバスなのでバリ特有の平和な空気が漂っています。運転手は親切です。
Ini pergi ke ○○? イニ パーギ カ ○○?
と聞けばいいです。
最悪運転手とうまくコミュニケーションが取れなくても、乗客の誰かに聞いてください。みんな親切なので教えてくれます。
ただ繰り返しますがその辺のタクシーのドライバーには聞かないことです。空港タクシーの人は青色系のアロハシャツのようなシャツを着ています。
白タクの人もいるので注意してください。どうせ嘘をついて自分の車に乗せようとしてきます。
営業時間
5:00am~9:00pm (時刻表はあるかもしれませんがあてにはなりません)
方面
現在のところ行先は以下の通りです。新しくできたバスなので行先が順次追加されどんどん便利になってきています。
- KC.1: Tegal – Ngurah Rai Airport PP
- FB.1: Kedungkanan-Uluwatu PP
- FB.2: Tg Benoa-GWK PP
- UK.1: Kota-GWK PP
- UK.2: Batubulan-Nusadua PP (Sentral Parking Kuta経由)
- UK.4: Batubulan-Ubud PP
- UK.5: Mengwi -NR Air Base
- UK.6: SP Kuta-Tanah Lot PP
- UK.7: Batubulan – SPK Via Kota
- UK.9: Sanur-Nusadua (NR Airport経由)
インドネシア語のサイトですが詳しく見られたい方はご参照ください。(Google Translateで翻訳すれば意味は大体わかります)
おすすめはBatubalan行きかKota行きのバスに乗りMal Bali Galeriaに行くことです。
おすすめの降り場は「Mal Bali Galeria」
空港の喧騒を逃れ、SIMカードを購入さえしてしまえば、一息です。
GrabやUberを使ってタクシーを呼んでホテルに向かうなり、バスにもう一度乗るなり、することができます。(Grab、Uberって何?という方は最後の補足情報をご参照ください)
ちなみに休憩の時もお釣りをごまかされないように注意してくださいね。
荷物をたくさん持っているはずなので、着いたばかりの観光客だと一目瞭然です。クタはサーフィンなどが有名ないいエリアなのですが、このような観光客からぼったくろうとする人が多いのも確かです。
この人たちはバリの外部から入ってきた人たちが多いので、バリ人たちはバリの雰囲気を悪くするとお怒りのようですが。
ネットの情報ではGrabやUberが使えないとの情報もありますが、それは空港の敷地内だけです。東南アジアでは共通のルールですが、空港の敷地内は空港タクシーが権益を握っており、外部のタクシーは基本的に入っていけないのです。これを回避する方法は多々ありますが(最後にご紹介します)、バリに関していえば、このショッピングモールへの脱出方法は一つ強力な手段の一つです。
空港での公共バス乗り場
空港の出口を出て車道がありますが渡らずに左に行きます。するとバスターミナルの表示があります。ターミナルはそれほど大きくありませんが、おおよそ15分~30分間隔でバスが来ます。
タクシーの運転手が付いてきて
バスは全然来ないよ
とか言います。でもバスは15分~30分間隔できています。
タクシーの運転手は
空港内にバスは乗り入れていないよ
とか言います。でもバスは15分~30分間隔できています。
しつこくてうざいかもしれませんが、彼らも生活が懸かっています。そしてせっかく来たバリです。うざいかもしれませんが、ここでイライラしていてはもったいないです。
そかそか程度で聞き流してあげてください。
バスが来たら運転手に行先を確認してください。インドネシア語に自信がなければ、(というよりほとんどの方は話せないと思います)あらかじめバリ周辺の地図データをGoogle Mapでダウンロードしておいてオフラインモードで運転手に見せてあげるのもいいですね。
補足情報(バリで使えるアプリたち)
Google Map
※補足1 Google Mapを知らないという方はこちらです↓エリアを選んでダウンロードしてしまえばオフラインでも使用することができます。
Uber
日本でも有名になってきていますが、バリ(というよりインドネシア)では必項アプリです。
Grab
タクシー配車アプリはUberのほかにGrabというアプリが東南アジアでは有名です。Uberより価格が安い時や、タクシーがつかまりやすい時があるので併用してください。Uberとの違いは乗車前に値段が明記されるということです。値段の交渉全くする必要がありません。最初に表記されている値段のみを払えばいいので、騙される可能性も格段に低くなります。
まとめ
以上、バリでの空港からの脱出手段でした。東南アジア共通ルールですが、空港タクシーはぼったくり価格です。非常にセレブな請求をします。もちろん地域経済活性化に貢献する考えもあるとは思いますが、ローカルの移動手段を使うのも旅行の醍醐味のひとつ(実際はおいしいものを食べるのにお金を使いたいだけなのですが)です。
最後にUber、Grabを使うための東南アジア共通ルールをお伝えします。
空港を出れば空港タクシーの権益争いから逃れられます。
Uber、Grabタクシーを呼ぶ際には目印となる建物の前で呼んでください。
例)マクドナルド、コンビニ
待つ場所で最高なのはホテルです。クーラーが聞いたホテルのロビーで優雅に待つ。。という選択をするのも人によっては可能です。
それでは楽しいご旅行を。
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