クアラルンプールでは路上駐車を行う際に駐車券を機械で発行します。
しかし
スクラッチ式の駐車券
もShah Alam、イポーなどマレーシアの比較的田舎のエリアで良く用いられています。
機械式制度が導入される前は、クアラルンプールでも同じやり方で路上駐車をしていました。
機械の維持費が高いこともあり、このスクラッチ式駐車券に戻すべきとの声も根強いです。
購入場所
ショップロットにある店舗などで販売されています。写真のようなEJEN KUPONの標識を掲げている店で販売されているので入ってください。
店に入ったらレジでパーキングチケットを買いたいと言ってください。
当局により価格が決められているのでどの店で購入しても同じ値段です。
パーキングチケットは何枚もまとめられて、本のような形態として販売されています。
駐車券の利用方法
1枚につき1時間の駐車が可能です。現在日時・時刻を確認し、現在の時間をスクラッチします。その後1時間スクラッチしたこのチケットは有効です。
2時間停める場合はさらにもう一枚パーキングチケットを使い、1時間後の時間をスクラッチします。その後さらに1時間スクラッチしたこのチケットは有効です。
3時間、4時間駐車となるにつれ、必要な駐車券枚数が3枚、4枚と増えていきます。
スクラッチした駐車券は車のダッシュボードに並べて置いておきます。
長時間停める車のダッシュボードには、駐車チケットがずらりと並んでいることもしばしばです。
当局係員がチェックしに来ます。
駐車券をダッシュボードに提示しなかった場合
ちょうど当局係員がチェックに来ていました。
この車は駐車券提示をしていなかっただけでなく、駐車できない黄色のラインエリアに駐車してしまったようです(確信犯)。
レッカーが始まりました。
およそ5分後には現場にコーンと張り紙が残されました。
マレーシアらしからぬ手際の良さでした。
車の移動先が書かれています。
不幸にもレッカーされてしまった人は以下の記事もご参照ください。
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