スーパーで買ったサワガニを飼育してみた

スーパーで買い物をしているとこんなパッケージを見つけました。

入っているのはカニ。お店の人に聞いてみるとこれはサワガニのようです。そして。。からあげに最適です!

こんな感じで食べるようです。

1パック520円。持ち上げるとカニが中でゴソゴソしていて振動を感じます。

出会いを感じたので購入!カニちゃん水槽を立ち上げて飼うことにしました。

持ち帰る途中も中でゴソゴソ。。パッケージの隙間から足を突き出してきます。すごい生命力です。家に持ち帰ってみていざ開封!さて何匹入っていたか。。

なんと20匹入っておりました!500円で20匹なので一匹25円。ペットショップで買うより格安なのではないでしょうか!?そして生命力が強い!生き残りは少ないと踏んでいたのですが、落ちていたのは1匹のみでした。発送日を見ると4日前の日付が書いてあったので飲まず食わずで冷蔵庫の中で4日間生存いたことになりますね。恐るべし、カニちゃん。

 

サワガニの生態

しばらく食べていなかったせいで食べる食べる。ザリガニの餌、水草、などを手当たり次第に3日間食べ続けておりました。今まで魚とかは飼っていたのですが、今回カニは初めて。面白さで言うとトップ3には入ると思います。

そんなカニですが、飼ってみるとたくさんの発見がありました。

脱走力半端ない

朝起きると水槽の外に出て散歩しておりました。しかも3日間連続で。もちろん水槽はふたをしていたので果たしてどこから出たのか。。

一か所エアレーションのホースを水槽に入れるため、ふたに穴が開いている部分があります。どうやらエアレーションのホースを伝ってその出た模様。恐るべし、カニちゃん。夜中歩き回って、室内のほこりをくっつけてもふもふしていますが、カニちゃんはピンピンしています。どうぞ水槽内にお帰りになってください。

縄張り意識高い系

自分のポジションを作りたいタイプです。自分で作った巣に他のサワガニが入ろうとするとはさみで威嚇して、時々水槽内で取っ組み合いのけんかをしています。殻が固いため、お互いを傷つけるということはなさそうです。数か月たっても落ちた個体はありません。

夜行性

昼はほとんど寝ています。夜は全員出てきてカニパーテー状態です。

餌はなんでも食べる

りんご、ちくわ、ザリガニの餌、水草本当に何でも食べます。お気に入りは生の魚肉です。弱った小魚を見つけるとアグレッシブに捕食しに行きます。ちくわをあげたときはすぐに食べれもしないのに握りしめて1日中かけてチビチビ食べていました。

レイアウト水槽には向いていない

砂いじりが大好きです。夜間に起きて毎日土木工事をしています。それでも気が済まないときは、午前中まで起きていて底砂利をほじくり返しています。自分の巣を掘るために砂利を移動しているようにも見えたのですが、埋め戻したりまた掘り返したり。ただ遊んでいるだけのようにも見えます。

というわけで、砂を盛ったりしたレイアウト水槽を作ることは難しいようです。ほかの方に水槽を見てみると、土砂崩れを起こした水槽もありました(笑) かなり重そうな流木も持ち運んでいます。カニちゃん恐るべし。

混泳向き

弱った魚には目ざとく、あっという間に襲うのですが、通常狩りをする能力はそれほどないため混泳に向いています。どうやって弱っている魚を見分けるのでしょうか。元気な魚には手(はさみ?)も出そうとしません。

水槽内の砂をほじくり返して中の有機物も食べているため、優秀な水槽内のお掃除屋さんです。

はさみで挟まれても痛くない

水槽を掃除したり人間を見たりすると、これ見よがしに小さなはさみを見せつけてきて「お前、やる気か!?」と威嚇してきます。

残念ながら挟まれてもあまり痛くありません(笑)

 

必要な水槽器具

初めは30センチ水槽で飼っていましたが、ランクアップして40センチ水槽で飼っています。

えら呼吸するためエアレーションがいります。水を半分張ってエアレーションなしで飼っている人もいますが、どうもこのカニはどちらかというと水中を好むようです。ただ陸地でボーとしていることもあるのでカニが上がれる場所は確保したほうがいいと思います。小型水槽では陸地を作るのに苦労しました。水量を確保しつつ陸地を作る必要があったからです。普通に石組みをすると石の体積で水槽内の水量が少なくなってしまいます。そうなると水槽内の水質が安定しません。そのため何かを使って陸地を作るためのかさ上げをする必要がありました。候補となったのは亀用の浮島。

 

これもよいのですが、結局100均のセリアで売っている木製の食器立てを使ってかさ増しすることにしました。100円は安い!

あと、フィルターもつけています。カニたちは水中で過ごすことが多いためつけてあげました。

まとめ

パソコン作業が多い昨今。目の痙攣が収まらなくて困っていました。疲れた目をいやすのは水槽が良いと気づいてしまったのでだんだん家が水族館になってきております。癒しが必要な方はカニちゃん水槽をどうぞ検討されてみてください。

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